混声合唱組曲 『筑後風土記』
栗原一登・作詞 團 伊玖磨 ・作曲
1.序の歌
2.櫨物語
3.矢部川
4.むつごろうの歌
5.召しませな〜終曲
團伊玖磨さんには多くの美しい地方を歌った合唱曲があります。
不動の代表作である合唱組曲「筑後川」をはじめ九州にちなんだ組曲としても「会場の道」「筑紫讃歌」「長崎街道」「大阿蘇」「玄海」など名曲が並んでいます。
この「筑後風土記」は1968年に44歳で「筑後川」を完成してから21年後の1989年65歳の時に作曲され、詩は栗原一登氏。この組み合わせにより、合唱組曲「横須賀」なども作曲されました。
曲は「筑後川」の上流から下流への叙事詩的な展開に対し、筑後の風土、方言などを取り入れ、大和の昔からの筑紫の自然と、有明、八女そして筑後川の風物を色彩豊かに描いています。 |