今までは音程と発声を十分に時間をかけて一つ一つ学んできました。今年は特にメッセージ性のある曲目であり、表現が必要な題目となっています。
表現をしっかりするためには何が必要でしょうか?
1. 言葉 2.ハーモニー 3.デュナーミク です。
もちろんそのためにはこれまで学んできたピッチを正しくすること、なるべく早く楽譜をはずすことが大きな力となってくれると思います。
今年の目標は「言葉を伝える事」にします。
今年の曲目は
ベトナム戦争の悲惨さを歌い平和を希求する「地に平和 IN TERRA PAX」
美しく生きたオリュンポスの女神や英雄も全てのものが滅びゆく「ネーニエ 悲歌」そして
自由と平和そして平等を求めた人類のエネルギーとミレーヌ司教に改めて与えられた人生をまっとうに生きたジャンバルジャンの物語「Les Miserable’s」です。
この3つのステージのテーマは「命」です。
命は私達そのものであり、生きている人生、社会の核であるものです。そして私たちはこの命を声に、ハーモニーに音楽の表現に活かしていきたいですね。
文京混声合唱団指揮者 (「年頭所感 2011年年初にあたって」より)
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