文京混声合唱団第１６回定期演奏会

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第16回定期演奏会

	昭和５６年（1981）6月20日（土）Ｐ．ｍ．7：00　石橋メモリアルホール
	山田耕筰作品集　Love Sounds Series-4 　廣瀬量平「海鳥の詩」　シャルパンティエ「真夜中のミサ」
	指揮　鈴木哲雄　ピアノ　小島好弘　オルガﾝ　本間陽子

　　私達は、ともかく唱うことが好きであり、合唱音楽を通して自分の意志を表現したいと考え、努力して今日に至っておりますおります。
　どうぞ、ごゆるりと最後までお聴きくださいますよう、お願い申し上げます。
　　ープログラムよりー

STAGE　Ⅰ　からたちの花　-山田耕筰作品集-　　　　　　　　　　　　　からたちの花・・・・詩・北原白秋　　　　　　　　　　夕焼雲・・・・・・・・・詩・三木露風　　　　　　　　　　かやの木山・・・・・詩・北原白秋　　　　　　　　　　燕・・・・・・・・・・・・・詩・川路柳虹　　　　　　　　　　赤とんぼ・・・・・・・・詩・三木露風　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　―休憩―	増田順平編曲指揮　鈴木哲雄
STAGE　Ⅱ　Love　Sounds　Series-４　　　　　　　　　　Red Roses For A Blue Lady　　　　　　　　　川西保郎・編曲　　　　　　　　　　　My Foolish Heart 　　　　　　　　　　Raindrops Keep Fallin' On My Head 　　　　　　　　　　The Last Walts 　　　　　　　　　Bridge　Over　Troubled　Water　　　　　　指揮　鈴木哲雄　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ピアノ　小島好弘　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　―休憩―
STAGE　Ⅲ　混声合唱組曲「海鳥の歌」　　　　　　　　　　オロロン鳥　　　　　　　　　エトピリカ　　　　　　　　　　海鵜　　　　　　　　　北の海鳥	更科源蔵　作詞広瀬量平　作曲
STAGE　Ⅳ Ｍｅｓｓｅ　Ｄｅ　Ｍｉｎｕｉｔ　（真夜中のミサ）　　　　　　　　kyrie 　　　　　　　　Gloria 　　　　　　　　Credo 　　　　　　　　Sanctus 　　　　　　　　Agnus　Dei 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　指揮　鈴木哲雄　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　オルガン　本間陽子

混声合唱組曲　「海鳥の詩」

　　北海道うまれの詩人、更級源蔵の手によるこの四編の詩には、戦中から敗戦後の光のない、暗くわびしい時代を生きた作者自らの姿が、荒く厳しい風土の中で生きる北の海鳥の姿に託して唱いこめられています。
この曲は昭和５２年の芸術祭参加作品として札幌放送合唱団が演奏し、優秀賞を受賞しています。

　真夜中のミサ　Messe De Minuit　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　M．A．Charpentier　作曲

　シャルパンティエはルイ王朝はなやかなりし頃のフランスの作曲家で、イタリアで絵画を学ぶかたわら音楽も学び、のちにパリに戻ってコメディー・フランセーズ劇場のために作曲したり、作曲の教師なども勤めました。ミサ、モテット、オラトリオなどの宗教音楽作品が多く残されています。この曲の主題はフランスに伝わるノエル（クリスマス・キャロル）だといわれており、全体にイタリア的な輝かしさと、フランス的エスプリが満ちた作品となっています。

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山田耕筰作品集 Love Sounds Series-4 廣瀬量平「海鳥の詩」 シャルパンティエ「真夜中のミサ」

　山田耕筰作品集
　Love Sounds Series-4
　廣瀬量平「海鳥の詩」
　シャルパンティエ「真夜中のミサ」